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環境科学論


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書籍情報
環境はお互いの生活それ自体が繰り返されている場であるだけに,その実質の拡充をめざす取り組みは多面・多岐にわたるアプローチが求められる.本書は社会にみられる環境現実に対して多様な観点から問題を明らかにしつつ課題策を指摘する.
環境科学論
A5/260頁 定価(本体2000円+税) 978-4-7536-6143-5
井下田猛 著

目 次
I 環境現実をめぐる歴史と意識
1. 現代日本の環境現実/2. 日本公害・環境破壊史概説/3. 住民意識の所在と課題
II 環境施策と環境自主管理の方策
1. 環境政策の新局面/2. 環境基準と排出基準の原理/3. 現代国家・自治体と環境自主管理の方策
III 開発政策と上下水道問題考察の視点
1. 地域開発政策の本質と矛盾/2. 用地造成とコンビナート自治体の公害施策/3. 上下水道問題の現状と課題
IV 土地・緑化,公園と道路施策の現状と問題
1. 環境現実と土地・緑化施策/2. 公園施策の現状と問題点/3. 道路施策の展開と規制の現実
V 原発問題と合成洗剤と廃棄物対策
1. 原子力行政の現状と問題点/2. 合成洗剤の政治・経済学/3. 廃棄物行政の現状と課題
VI コミュニティカルテ・環境アセスメントと都市防災
1. コミュニティカルテの思想/2. 環境アセスメントの思想と動向/3. 環境現実と都市防災
VII 環境自主管理と環境科学論の形成
1. 住民運動の思想と地域労働運動との接点/2. 環境自主管理の構想と具体化/3. 環境科学論形成の課題



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