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概 要

社名 株式会社 内田老鶴圃
所在地 〒112-0012 東京都文京区大塚3-34-3
電話番号 03-3945-6781
FAX番号 03-3945-6782
代表者 内田 学(代表取締役社長)
創 業 1880年(明治13年)
資本金 1000万円
事業内容 自然科学書を中心とした書籍の出版

内田老鶴圃小史


 内田老鶴圃の誕生は明治13年,第一回の出版書は長三洲著「老鶴万里の心」でした.初代圃主 内田芳兵衛は,福井県武生市の出身で,絵草紙和紙の仲買人として日本橋河岸に店舗を築き,“岩本屋”の屋号で活躍していましたが,漢籍に造詣が深く,当時の文化興隆の期をみて出版に踏みきり,“内田老鶴圃”と改名したのです.

明治13年といえば,国会期成同盟が生まれた国会熱,民権熱の盛んな頃で,大学も法政・専修・明治・学習院…と開校されたのもこの頃です.

初代芳兵衛から淺(芳兵衛の妻),三代目作蔵,四代目篤次,五代目悟そして六代目へとつがれ,今日に至っています.

  初代から二代目の頃は,漢文学,人文科学といった人文科学系のもの,あるいは学校教育に準拠した教科書,副読本を出版しています.二代から三代目にかけては,翻訳本が積極的に出版され,日本での初訳本「罪と罰」(内田魯庵)やキルケゴール,ニイチェ,カントなどの翻訳本を出版しました.

三代目から四代目にかけ,自然科学書に重点が向けられ,本多光太郎の物理学通論,藤原松三郎の代数学,微分積分学,山田良之助の材料試験法,岡村金太郎の日本海藻誌,須藤新吉の論理学綱要,井上清恒の生物学のほか,片山正夫の化学本論をはじめ永海佐一郎,山岡望,越山季一らによる化学書など,優れた学術図書が生まれ,日本の代表的出版社へと発展しました.

戦後の混乱時代も学術図書出版へのあくなき理想と信念でのりきり,昭和36年には「日本水産魚譜」で毎日出版文化賞を受賞,さらには人文社会科学の分野へも進出し,幅広く活動してまいりました.

新世紀を迎え,科学,技術はもとより,社会情勢のすべての局面において変化の波に絶えず洗われる時代となりました.この激しい社会変化の中でも,学術専門出版社としての使命を念頭におき,読者の要望に応え,さらによりよい学術図書の提供を続けていきたいと願っております.


 

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