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シェイクスピア悲劇の研究


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シェイクスピア悲劇の研究
『ハムレット』『オセロー』『リヤ王』『マクベス』の講義
A5/464頁 定価(本体4000円+税) 978-4-7536-6101-5
鷲山第三郎 訳/A.C. ブラッドリー 著

目 次
序  坪内逍遥
緒  言
第一講 沙翁悲劇の本質
悲劇構成の要素/個人の行為,性格及び偶発事件の意義/主人公の偉大性と不可抗力/不可抗力とは何か/公正,審判並に悲劇の本体としての大秩序
第二講 沙翁悲劇の構成
劇の区分/争闘/変化,抑揚,中休の配置/沙翁の劇作の伎倆と欠陥
第三講 沙翁の悲劇時代―ハムレット論 前篇
沙翁の悲劇時代/ハムレットの人物/理想主義のハムレット/憂鬱とは何か
第四講 ハムレット論 後篇
ハムレット本来の性格と無限感/洒落を云うハムレット/ハムレットとオフィーリア/オフィーリア/王妃と王
第五講 オセロー論 前篇
此の悲劇の特色/オセローの人柄と其の幻滅/黒人オセローと永遠の女性デズデモーナ
第六講 オセロー論 後篇
イアーゴーの性格/虚偽のイアーゴー/本能的悪性のイアーゴー/イアーゴーの悪の本質/策略の末路/純情の力
第七講 リヤ王論 前篇
劇の超自然的要素/人間性の解剖と厭世思想/厭世と人間の壮美
第八講 リヤ王論 後篇
苦難に浄化されるリヤ/グロースターとオルバニーの人物/悪人の群と其の意義/善人の群と其の意義/無口のコーディーリア
第九講 マクベス論 前篇
荘厳と恐畏の感/ウイッチの由来と其の意義/マクベスの人物
第十講 マクベス論 後篇
マクベス夫人の人物/バンクヲーの人物/マクベスとセネカ劇との関係/マクダフと其の妻子/マクベス中の諧謔と散文の意義



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