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強相関物質の基礎


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書籍情報
本書は,原子,分子の電子状態から出発し固体を理解するというアプローチをとっている.数式や説明を省略せず図も多用しているため,前半は初歩の量子力学の知識があれば充分理解でき,後半は大学院の内容を含むが独力で読み進められるようになっている.
材料学シリーズ:堂山昌男・小川恵一・北田正弘 監修
強相関物質の基礎
原子,分子から固体へ
A5/268頁 定価(本体3800円+税) 978-4-7536-5624-0
藤森 淳(理学博士) 著

目 次
第1章 はじめに
第2章 原子の電子状態
原子軌道/Hartree-Fock近似/多重項構造/周期律
第3章 分子の電子状態
Heitler-London法/分子軌道法/電子相関
第4章 固体中の原子の電子状態
結晶場中の原子/クラスター・モデル/Anderson不純物モデル
第5章 固体中の原子間の磁気的相互作用
反強磁性的な超交換相互作用/強磁性的な超交換相互作用/原子間のスピン・軌道結合/金属中の原子間の磁気的相互作用
第6章 固体の電子状態
様々な格子モデル/金属-絶縁体転移/バンド理論/バンド電子に対する電子相関効果/Fermi液体
付  録
混成軌道の導出/第2量子化/原子内2電子積分のパラメータ化/光電子・逆光電子分光/Clebsch-Gordan係数/原子の電子配置/原子軌道間の移動積分



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