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遷移金属のバンド理論






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書籍情報
本書では,具体的な遷移金属系へのバンド理論の応用として,遷移金属の凝集と磁性を取り上げる.現在,遷移金属酸化物を代表とする遷移金属化合物系の電子状態と物性により多くの注目が集まっていることからも,その基礎となる単体遷移金属そのものの電子状態を理解していただくことがまず重要であろう.(「まえがき」より)
遷移金属のバンド理論
A5/136頁 定価(本体3000円+税) 978-4-7536-5571-7
小口多美夫(理学博士) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1章 遷移金属の電子状態
 1.1 遷移元素とは
 1.2 遷移元素の原子における電子状態
  1.2.1 球対称ポテンシャルに対する変数分離解
  1.2.2 動径関数―仮想束縛状態
  1.2.3 Anderson模型
 1.3 LCAO法と強束縛近似法
  1.3.1 LCAO法
  1.3.2 強束縛近似法
  1.3.3 Slater-Kosterの表
  1.3.4 単純立方格子のバンド構造
 1.4 強束縛近似パラメータ
 1.5 遷移金属の電子状態の特徴
  1.5.1 bcc,hcp,fcc構造のBrillouinゾーン
  1.5.2 bcc構造Crのバンド構造
  1.5.3 バンド構造の結晶構造による違い

第2章 遷移金属の凝集機構
 2.1 ヴィリアル定理
 2.2 一般的性質に関する実験事実
 2.3 Friedelの模型
 2.4 構造間のエネルギー差と安定機構
  2.4.1 Friedel理論の拡張
  2.4.2 第一原理計算による検証
 2.5 Gelattの再規格化原子法
 2.6 ヴィリアル定理による凝集機構の解析
  2.6.1 第一原理計算での圧力の表式
  2.6.2 Williamsによる凝集機構の解析

第3章 遷移金属の磁性
 3.1 磁性に関する実験事実
 3.2 種々の磁気秩序
 3.3 磁気モーメント
 3.4 軌道角運動量の消失
 3.5 Pauli常磁性
 3.6 常磁性状態の不安定化
  3.6.1 Stoner模型
  3.6.2 JanakによるStoner条件の解析
 3.7 一般的な磁気秩序の発現機構
  3.7.1 非局所帯磁率
  3.7.2 現実的なバンド構造に基づく非局所帯磁率

付録A Legendre関数
 A.1 Legendre関数の表現/A.2 Legendre陪関数の表現
付録B 球面調和関数
付録C 立方調和関数
付録D 点群と回転操作
 D.1 二次元空間での回転/D.2 三次元空間での回転と点群操作/D.3 Euler角/D.4 関数の回転/D.5 球面調和関数の回転
付録E 空間群
 E.1 対称操作/E.2 既約表現/E.3 並進群/E.4 波数ベクトルの回転/E.5 k群/E.6 球面波表示の波動関数の回転/E.7 平面波表示の波動関数の回転/E.8 恒等表現の構築
付録F Green関数
 F.1 Green関数と状態密度/F.2 Dyson方程式



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