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カルファド法による状態図計算






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書籍情報
本書の目的は,これからCALPHAD法や状態図計算を学ぼうとする研究者・技術者へ熱力学データベースの作成方法とそこで用いられる熱力学モデルを解説することである.そしてデータベースを作成できるようになれば,熱力学アセスメントまであと一歩となる.その点は,既刊の「材料設計計算工学 計算熱力学編」を併せて読み参考とすることをお薦めする.
TDBファイル作成で学ぶ
カルファド法による状態図計算
A5/128頁 定価(本体2500円+税) 978-4-7536-5563-2
阿部太一(物質・材料研究機構主幹研究員) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1章 CALPHAD法
1.1 CALPHAD法の概略
1.2 熱力学計算ソフトウェア
1.3 熱力学データベース

第2章 データベースの作成
2.1 TDBファイルの構造
2.2 TDBファイルの書き方
 TDBファイルの記述のルール/元素の定義/相の定義/成分の定義/パラメーターの定義/関数の定義/Type-definition/そのほかの定義式
2.3 熱力学モデルの記述
 理想気体の記述/置換型溶体モデル/副格子モデル/会合溶体モデル/二副格子イオン溶体モデル/Split-CEF(四副格子FCC/HCP相)/Split-CEF(四副格子BCC相)/磁気過剰ギブスエネルギー
2.4 TDBファイル作成時のチェックポイント
2.5 状態図が再現できないときのチェック項目
2.6 まとめ

第3章 熱力学モデル
3.1 純物質(元素)のギブスエネルギー
3.2 磁気過剰ギブスエネルギー
3.3 ガス相のギブスエネルギー
3.4 溶体相のギブスエネルギー
3.5 副格子モデル
 化学量論化合物のギブスエネルギー/不定比化合物のギブスエネルギー(二副格子)/侵入型固溶体のギブスエネルギー/規則-不規則変態をする化合物のギブスエネルギー
3.6 液相の熱力学モデル
 会合溶体モデル/二副格子イオン溶体モデル

第4章 OpenCALPHADによる熱力学計算
4.1 ソフトウェア概要
4.2 OCのインストール・起動方法
4.3 マクロファイルとログファイル
4.4 OCのディレクトリ構造
4.5 OCのコマンド
4.6 OpenCALPHADを用いた計算例
 一点平衡計算/一変数計算(ステップ計算)/二変数計算(MAP計算)

付  録
付録A1.1 既存のデータベースへのデータの追加と修正方法
付録A1.2 PANDAT用CSAモデルの記述
付録A1.3 Thermo-Calc用Fオプション,Bオプションの記述
付録A2.1 Kopp-Neumann(K-N)則に関する補足
付録A2.2 異なる侵入型副格子間の変換



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