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在庫は時期によりまして 変動することがございます |
書籍情報
本書は,大学生・研究者・エンジニアを対象に書かれた焼結の教科書・参考書である.焼結の理解に必要不可欠な格子欠陥・化学平衡・拡散などの基礎的事項と,成形技術とバインダーの問題・焼結の速度論などの焼結に直接かかわる事項の両方に等しく重点を置く.セラミックスの代表例としてアルミナやアパタイトを取り上げ,その焼結を平易に解説する.各章が独立に読めるように構成するなど様々な工夫がこらされた一冊である. |
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セラミックスの焼結
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A5/288頁 定価(本体4300円+税) 978-4-7536-5189-4
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守吉佑介/笹本 忠/植松敬三/伊熊泰郎/門間英毅/池上隆康/丸山俊夫 著 |
目 次 |
1章 はじめに 2章 格子欠陥 点欠陥と表記法/電気的中性の原理と欠陥対/定比性,不定比性,化学量論性/準化学反応式と質量作用の法則/内因性欠陥と外因性欠陥/原子価制御/転位/転位の作用/表面,界面および粒界 3章 拡 散 拡散とその機構/基本的な拡散方程式/Random walkと自己拡散/拡散の駆動力/拡散係数の測定/酸化物中の拡散/促進拡散 4章 相平衡 熱力学の法則/相平衡/非平衡冷却/相転移の理論/固相の関与する反応 5章 焼結の基礎理論 焼結の駆動力/初期焼結の速度式/中期焼結,終期焼結の速度式/蒸発凝縮と粘性流動による焼結/Herringのスケール則/粒成長/気孔の移動を伴う粒成長/緻密化における粒成長の制御/ホットプレス 6章 粉体の合成 よい粉末とは/粉末の各種合成法/ファインセラミック粉末各論 7章 成 形 成形法の種類と特徴/成形の前処理/成形体構造 8章 アルミナの焼結 アルミナの物理的・化学的性質/アルミナの焼結機構/アルミナ粉末の合成法/原料粉末の調製条件と焼結性/焼結条件と緻密化/これからのアルミナ焼結体 9章 生体材料の焼結 アルミナ/ジルコニア/カーボン/ハイドロキシアパタイト/HAp系複合材料/リン酸三カルシウム/結晶化ガラス 10章 焼結体の性質と応用 機械的性質と応用/電気的性質と応用/熱的性質と応用/生体材料の性質と応用
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