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書籍情報
陶磁器の奥深い世界を,組成・焼成といった科学的思考に基づいて体系づけた初めての書.応用と発展の実用陶磁器釉の技法を解説する. |
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陶磁器釉の科学
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A5/356頁 定価(本体6000円+税) 978-4-7536-5118-4
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高嶋廣夫(工学博士) 著 |
目 次 |
1 はじめに 2 釉の歴史 中国/中近東・ヨーロッパ/日本 3 釉の定義と種類 焼成温度による分類/外観および組織・構造による分類 4 釉の組成計算 化学式の性質/窯業計算の必要性/ゼーゲル式から配合量を算出するには/配合量からゼーゲル式を導くには/粉砕の種類は少なく,試験の数は多く(試験の簡素化)/4種類の4角形内の配合比とゼーゲル式 5 いろいろな釉の性質 石灰釉,灰釉/ドロマイト釉(石灰マグネシア釉),タルク釉/バリウム釉/釉系の外観釉調と釉の組織・構造/亜鉛釉/フリット釉,軟火釉,鉛低火度釉 6 釉の構造 釉のようなガラス構造とは/アモルファス構造の安定性/Zachariasenの法則/ガラス構成酸化物とその結合力/釉を考えるのに重要なシリカガラス/珪酸塩ガラスにおけるモディファイアーイオンの配位/フリット中の鉛イオンの状態/珪酸塩以外のガラス/釉とガラス構造 7 釉の組成と物性 熔融性/釉の熱膨張,その組成と加成性/貫入の発生と防止/シバリングの発生と防止/釉および上絵具の化学的耐久性/赤外線反射スペクトルによる釉の組織・構造とその性質の解明 8 陶磁器の装飾技法 色と配位子場理論/顔料/上絵付絵具/鉄の呈色と還元焔焼成 9 乳白釉 細かい結晶による乳白―ジルコン乳白―/分相性乳白釉 10 結晶釉 結晶を発生させるには/亜鉛結晶釉/ジオプサイド結晶釉/チタン結晶釉と骨灰・酸化鉄結晶釉 11 釉の実例―陶芸家のために― 釉を思いのまま扱うために―高火度色釉を例として―/釉配合の例 12 あとがき
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