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結晶音響学


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書籍情報
本書は結晶を連続体として取り扱うときにも,離散的粒子構造として取り扱うときにも,力学的エネルギー保存則があてはまる波動力学の詳細を述べる.主な弾性に関する理論,結晶学および格子力学に関する理論と取り扱いを詳しく述べ,特に種々の対称の結晶内を伝播する弾性波の曲面の幾何学を記し,異方性集合体における弾性波の伝播についても考察している.さらに1原子鎖と2原子鎖の格子力学の理論を述べ,立方結晶構造の簡単な模型の取り扱いを具体的に記し,連続理論との関係を明らかにしている.また「殻」模型に含まれた低振動数モードの意味するところについても紹介している.

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本書は新本ですが,刊行からの時間の経過により紙の黄ばみなどが見られます.詳細につきましては小社までお問い合せ下さい.(Tel.03-3945-6781 Fax.03-3945-6782)
結晶音響学
結晶の弾性波および振動学入門
A5/304頁 定価(本体3800円+税) 978-4-7536-5083-5
大森啓一(理学博士) 訳/M. J. P. Musgrave 著

目 次
第1編 異方性連続体の力学
1. 歴史の展望
2. 構造と非等方性
3. 弾性の基礎
4. 結晶の対称と物理的性質
5. 結晶における単純な変形
6. 弾性固体の動力学
7. 通常の非等方性連続体における弾性波の伝播
8. 6方対称の媒質における波動
9. 立方,斜方および正方対称の媒質における波動
10. 3方対称の媒質における波動
11. 反射と屈折
12. 表面波
13. Fourier変換を用いた解法
14. 非等方性固体の振動モード
15. 集合体の弾性性質
16. 音響電磁波,吸収,高次の弾性定数
第2編 格子力学
17. 粒子の鎖の動力学
18. 3次元における格子力学
19. 立方結晶の模型
20. 有限振幅の格子振動



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