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高地生物学


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書籍情報
本書は,これまで低所の生物を中心に明らかにされてきた生命現象を,山岳域の生物と比較し,生命現象と環境のかかわりをより広い観点から探ることを意図し執筆されている.
高地生物学
A5/352頁 定価(本体7000円+税) 978-4-7536-4044-7
柴田 治(医学博士・理学博士) 編

藤山静雄/大沢雅彦/酒井秋男/柴田 治/曽田貞滋/柳平坦徳 著

目 次
1 生物と環境
2 山岳の高度と環境
1. 気象環境/気候帯,高度帯,植生帯/温度/光/大気/湿度/気象現象の高度特性
2. 土壌環境/土壌の形成/土質/土壌の高度特性
3 生物の分布と高度
1. 植物/植物の分布要因/温度要因と植物分布/分布の下限を決める要因/熱帯と温帯の高山環境の違い/熱帯と温帯の垂直植生帯/極地,高山帯と森林限界/世界の高山帯と植生帯
2. 動物/脊椎動物/無脊椎動物(昆虫)
4 生物の形態と高度
1. 植物/成育形/葉/根/花/生育にともなう形態変化
2. 動物/脊椎動物/無脊椎動物(昆虫)
5 生物の生理と高度
1. 植物/低温時における発熱/光合成,呼吸/成長/貯蔵物質/二次代謝/植物色素/紫外線耐性/耐凍性
2. 動物/脊椎動物/無脊椎動物(昆虫)
6 生物の生態と高度
1. 植物/垂直分布帯/標高にともなう植生の多様性の変化/種多様性の高度による変化/山地における種多様性は何で決まるか/標高にともなう多様性と固有性の変化/標高による植物群落の構造的変化/熱帯高山の森林限界と高山帯
2. 動物/脊椎動物/無脊椎動物(昆虫)
7 生物の変異と高度
1. 生物の変異
2. 表現型と遺伝子型
3. 山岳域における生物の変異/動物/植物
4. 遺伝的変異と機能変異



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