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科学史入門


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書籍情報
本書は,科学史の源泉とも言うべき各種史料を考察し,それらを使用し取扱う上での重要な事柄を具体的な歴史上の事例について解説した入門書である.
科学史入門
史料へのアプローチ
A5/742頁 定価(本体12000円+税) 978-4-7536-3201-5
柏木 肇(理学博士)/柏木美重 編著/D.M.ナイト 原著

目 次
第1章 科学史
1. 史料―歴史の源泉/2. 「応用」科学史と「純粋」科学史/3. 学会誌/4. 「科学」という用語の意味の変化/5. 科学の国際性/6. 科学史における疑問と史料/7. 科学における優先権の問題/8. 科学,その知的な要因の転化/9. 科学各分野のスペクトル的広がり/10. 内部科学史,外部科学史/11. 科学史と関連領域/12. 測定の精度/13. 影響の有無の論証/14. 規範としての科学/15. 用語の問題/16. それぞれの時代に栄えた科学/17. 科学の科学
第2章 科学史書
1. 科学史書の種類/2. 大部な科学史書/3. 過去の二次史料/4. 科学の同時代史/5. 科学者と歴史/6. 原子論の淳化/7. 自然誌と歴史/8. 伝記,追悼記/9. 伝記の信憑性/10. 最近の科学史著作/11. 最近の伝記,その特色/12. 書簡,論文集/13. 知識の歴史/14. 制度史/15. 科学史と他の分野の歴史
第3章 マニュスクリプト(MS,手稿,手書き史料)
1. マニュスクリプトと印刷史料/2. マニュスクリプトの所在/3. 実験室の筆記帳/4. 実験の記録/5. 実験値とその背景/6. 実験の代行/7. 実験の経過/8. 自然誌家の筆記帳/9. 備忘録/10. 出版されなかったマニュスクリプト,著書への書きこみ/11. 論文の出版/12. 発見が行われた年代の確認/13. 私的な書簡/14. 公的な書簡,報告書など/15. 議事録/16. 講義要目と講義ノート/17. 出納簿/18. 科学に対する政府の介入/19. 探検航海,測量,関連自然誌/20. 企業と科学
第4章 雑誌(ジャーナル等)
1. 雑誌とその読書/2. 二次史料の探索/3. 一次史料としての雑誌/4. 総合雑誌,『フィロソフィカル・トランザクションズ』/5. その他の総合科学雑誌/6. イギリス学術振興協会とその『報告』/7. 技能者向けの雑誌/8. ロイヤル・インスティテューションの出版物/9. 王立技術協会の雑誌その他/10. 外国の雑誌/11. 専門学会の成立とその雑誌/12. 外国語論文,その引用と翻訳/13. 種々の『評論』誌/14. 雑誌から得られる情報
第5章 科学書
1. 記述科学の重要性/2. 歴史における書物の意義/3. 書誌学的知識の必要性/4. 文献目録/5. 文庫目録/6. 書物の所有・読書/7. 記載された参考文献/8. 教科書/9. 操作便覧/10. 全書と辞典類/11. 講義録/12. 各種図書史料の役割と,その限界/13. 史料集/14. 科学書の普及/15. 科学の裏面管見/16. 自説の普及者を兼ねる科学者/17. 科学の普及家/18. 自然誌著作の図版
第6章 非科学書
1. 州自然誌/2. 農業改良委員会と自然誌/3. 科学探検旅行の時代/4. 政府と探検旅行/5. 科学探検旅行の伝統/6. 産業に関する情報の収集/7. 万国博覧会/8. フランスからの刺戟/9. ドイツの影響/10. 王立査察委員会の報告書/11. 公衆衛生に対する関心/12. 測地と海洋学/13. 自然神学/14. 科学と神学/15. 科学と哲学/16. 科学と文学/17. 科学と美術,音楽/18. 史料としての書物の意義
第7章 残存物件
1. 産業と科学史/2. 理論と器具/3. モデル/4. 標本/5. 測量器具,光学器機/6. 器具技術の未開拓前線/7. 実験室の装置,器具/8. 物件に関する文書史料/9. 物件,史料としての効用/10. 技術の伝搬/11. 補足
終  章
1. 科学史と他の分野の歴史/2. 知的活動としての科学/3. 社会的活動としての科学/4. 実践的活動としての科学/5. 結びのコメント
付記 科学史および関連領域の雑誌



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