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酸化物の無機化学






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書籍情報
本書は,物質・材料の研究開発において,極めて重要な基盤である結晶化学と相平衡について詳述している.物質・材料の研究開発を進めるうえで最初の難問である複雑な結晶構造を理解するために必要な結晶化学について丁寧に説明し,高品質な試料を合成するためのプロセスを検討する際に備えておきたい相平衡の概念についても著者の豊富な経験を基に分かりやすく的確に記す.
物質・材料テキストシリーズ
酸化物の無機化学
結晶構造と相平衡
A5/320頁 定価(本体4600円+税) 978-4-7536-2312-9
室町英治(理学博士) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1章 はじめに

第2章 酸化物の結晶構造の成り立ち
2.1 結晶学の基礎
2.2 酸化物イオンの最密充填
2.3 八面体および四面体の連結
2.4 イオン半径
2.5 イオンの価数
2.6 陽イオンの配位選択性

第3章 基本的な酸化物の構造と機能
3.1 最密充填の八面体位置が占められた構造
3.2 最密充填の四面体位置が占められた構造
3.3 蛍石型とそれに関連する構造
3.4 四面体位置と八面体位置の両方が占められた構造
3.5 ペロブスカイト型構造と関連構造
3.6 ReO3型構造と関連構造
3.7 K2NiF4型構造と関連構造
3.8 Cu2O,CuOおよびPdOの構造

第4章 ケイ酸塩
4.1 シリカの構造
4.2 ケイ酸塩およびアルミノケイ酸塩

第5章 ホモロガス物質群
5.1 マグネリ相
5.2 チタン酸アルカリ金属
5.3 (RMO3)n(M'O)m型ホモロガス相
5.4 六方晶フェライト
5.5 高温超伝導体系列

第6章 酸化物系の相平衡
6.1 Gibbsの相律
6.2 相図概論
6.3 温度−圧力相図
6.4 組成−温度相図
6.5 三角相図
6.6 気相が関与する相平衡

第7章 酸化物の合成
7.1 固相合成
7.2 液相を用いた合成
7.3 超高圧合成
7.4 単結晶育成
7.5 薄膜作成

第8章 ソフト化学法による準安定酸化物の合成
8.1 チタン酸カリウム
8.2 層状コバルト酸化物
8.3 層状ペロブスカイト
8.4 酸化物ナノシート



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