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量子光学の基礎






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書籍情報
本書は,量子光学を使って初めて扱える光の状態,またその状態の時間発展について解説 し,特に光の波動性と粒子性がどのように現れるかを詳細に述べたものである.現在,量子光学を用いないと記述できない光の状態が生成されているにもかかわらず,それを分かり易く解説した教科書がなかった.本書は,世界の最先端で活躍する著者が,量子光学のイメージを広範な読者につかんでもらうために著したテキストである.
量子光学の基礎
量子の粒子性と波動性を統合する
A5/184頁 定価(本体3500円+税) 978-4-7536-2030-2
古澤 明(博士(工学)) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1章 光の量子状態
1.1 光の量子力学的記述
1.2 コヒーレント状態
1.3 バランス型ホモダイン測定
 1.3.1 ビームスプリッター
 1.3.2 バランス型ホモダイン測定の実際
 1.3.3 振幅固有状態と周辺分布関数
1.4 単一光子状態
 1.4.1 単一光子状態の周辺分布関数
1.5 光子数状態
1.6 真空状態と単一光子状態の重ね合わせ
1.7 コヒーレント状態とシュレーディンガーの猫状態
1.8 ウイグナー関数
1.9 真空状態と2光子状態の重ね合わせ
1.10 スクイーズド状態
1.11 スクイーズ操作とスクイーズド状態
1.12 量子エンタングルメント

第2章 光の量子状態生成
2.1 コヒーレント状態の生成
2.2 スクイーズされた真空状態の生成
2.3 単一光子状態の生成
2.4 マイナス・シュレーディンガーの猫状態の生成
2.5 光子数状態の重ね合わせの生成
2.6 量子エンタングルメントの生成

第3章 光の量子状態操作
3.1 種々の量子状態操作
3.2 量子テレポーテーション
 3.2.1 量子ビットテレポーテーション
 3.2.2 連続量テレポーテーション
3.3 量子ゲートテレポーテーション
 3.3.1 ユニバーサルスクイーザー
 3.3.2 量子非破壊(QND)ゲート
 3.3.3 3次位相ゲート



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