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書籍情報
さまざまなすぐれた特徴をもつアルミニウム合金は21世紀に一層飛躍すると思われるが,そのためには材料技術と力学分野の融合が必要であり,鉄鋼に匹敵する材料保証のための豊富なデータの蓄積も不可欠になってくる.本書はアルミニウム合金の特に強度という側面に焦点をあてている. |
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アルミニウム合金の強度
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A5/340頁 定価(本体6500円+税) 978-4-7536-5503-8
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小林俊郎 編著 |
大橋照男/吉田英雄/里達雄/小林俊郎/東郷敬一郎/鈴木秀人/小川欽也/戸梶惠郎/熊井真次/越智保雄/横山隆/戸田裕之/菊池正紀/買買提明・艾尼 著 |
目 次 |
第1編 序 説 1.1 アルミニウム合金の金属学―鋳造材料 アルミニウムの歴史/鋳造プロセス/実用鋳造用合金の種類と組織/熱処理と機械的性質 1.2 アルミニウム合金の金属学―展伸材料 展伸材の歴史/展伸材の製造工程/展伸用合金/展伸用合金の質別/展伸材の熱処理/展伸材の組織制御 1.3 アルミニウム合金の時効析出と強度 アルミニウム合金の時効析出現象/ミクロ組織と力学的性質/析出組織の制御/材料学と力学の融合 1.4 アルミニウム合金の強度と破壊 アルミニウム合金における強度と破壊の特徴/展伸用アルミニウム合金における強度と破壊/鋳造用アルミニウム合金における強度と破壊 第2編 破壊の特徴と評価 2.1 静的破壊と破壊靱性 破壊の様相/脆性破壊/延性破壊/破壊靱性 2.2 疲労と破壊 金属疲労の基礎/疲労強度の改善方法/確率論的破壊力学による疲労強度評価 2.3 衝撃と破壊 応力波の伝播/応力波の反射と透過/応力波による破壊/スプリットホプキンソン棒法/様々な衝撃試験法/衝撃変形での変形論/衝撃破壊 第3編 各 論 3.1 アルミニウム展伸合金の疲労特性 平滑材の疲労強度/疲労き裂の発生/微小き裂成長に関する基本的事項/微小き裂成長挙動/Al-Li合金の疲労特性 3.2 アルミニウム鋳造合金の疲労特性(1) アルミニウム鋳造合金と疲労との関わり/アルミニウム鋳造合金のミクロ組織と鋳造欠陥/アルミニウム鋳造合金の凝固組織と疲労寿命/アルミニウム鋳造合金の疲労き裂伝播特性とミクロ組織/アルミニウム鋳造合金における微小き裂成長と寿命予測/後処理によるアルミニウム鋳造合金の疲労特性の向上 3.3 アルミニウム鋳造合金の疲労特性(2) S-N特性におよぼすミクロ組織と鋳造欠陥の影響/HIPおよびショットピーニング処理の影響/アルミニウム合金溶湯鍛造材の疲労強度/半溶融・半凝固鋳造材の疲労強度 3.4 アルミニウム合金の衝撃特性(1) アルミニウム合金の高速変形・破壊の特徴/計装化シャルピー衝撃試験法によるアルミニウム合金の衝撃特性/アルミニウム合金の衝撃引張特性/アルミニウム合金の衝撃疲労特性 3.5 アルミニウム合金の衝撃特性(2) 供試材と試験片形状/試験方法の説明/試験結果の整理と考察 3.6 アルミニウム基複合材料の強度特性(1) アルミニウム基複合材料の特徴/アルミニウム基複合材料のミクロ組織の特徴/強度,弾性率 3.7 アルミニウム基複合材料の強度特性(2) SiC分散強化アルミニウム合金の現状/SiC粒子分散化アルミニウム合金の破壊挙動に関わる因子/数値解析による破壊シミュレーション/将来の展望
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