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  | 書籍情報
 銅酸化物高温超伝導体の発見は,物性物理学分野に画期的な概念形成をもたらし,新物質・新現象開発ばかりでなく分野全体を飛躍的に進展させた.そこでは,新高温超伝導体系の発見等が途切れずに続いて,コンピューターの発展や測定装置の高度化等をも加速させて,その研究領域の新たな展開を広く知らしめた.本書は,ここに至るまでに培われた基盤知識をもとにさらなる課題の発見と解決に臨むための優れた案内書である.特に高温超伝導体系やその関連系を例に取り上げて,重要な物性現象がいかに抽出されたか,従来の知識がどう生かされてきたかを詳述して,今後必要となる洞察力の涵養を目指すものである.
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  | 関連情報
 
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| 物質・材料テキストシリーズ |  
| 遷移金属酸化物・化合物の超伝導と磁性 
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| A5/268頁 定価(本体4500円+税) 978-4-7536-2308-2 |  
  | 佐藤正俊(理学博士) 著 |  
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  目 次 |  
 1 固体電子論の進展 
 2 BCS理論の超伝導
 
 3 exotic超伝導探索(銅酸化物以前)
 
 4 遷移金属酸化物の電子構造
 4-1 電子構造
 4-2 直接交換相互作用と超交換相互作用
 
 5 銅酸化物高温超伝導体
 5-1 銅酸化物の物性
 構造,電子状態の特徴と巨視的物性/光学特性
 5-2 銅酸化物の微視的物性
 一般化磁化率と中性子散乱/フォノンと中性子散乱/NMR・NQR/超伝導対称性/その他の実験結果
 5-3 銅酸化物の異常金属相
 
 6 多軌道系の超伝導
 6-1 NaxCoO2・yH2Oの超伝導
 NaxCoO2の物性/NaxCoO2・yH2Oの超伝導
 6-2 鉄系の超伝導
 鉄系超伝導体の巨視的物性と超伝導概観/鉄系超伝導体の微視的物性
 
 7 高温超伝導研究以後の物質科学の展開
 7-1 d電子強相関系とモット絶縁体相のさまざまな物性発掘
 スピンギャップ系/Nd2Mo2O7の特異な異常ホール効果/スピンアイス系の低温スピン相関/BaCoS2の金属-絶縁体転移/La3Ni2O7−δおよびLa4Ni3O10の金属-絶縁体転移/フラストレーションとマルチフェロイック
 
 
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