材料学シリーズ:堂山昌男・小川恵一・北田正弘 監修 |
高分子材料の基礎と応用
重合・複合・加工で用途につなぐ
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A5/312頁 定価(本体3800円+税) 978-4-7536-5634-9
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伊澤槇一(工学博士) 著 |
目 次 |
序 I 基礎編 1 高分子材料の歴史 高分子材料と人との関わり/高分子素材の歴史 2 高分子科学 科学として見た高分子材料/高分子合成の化学反応概説/天然高分子合成の化学/合成高分子への化学反応/高分子の構造/高分子の物性 3 高分子材料のための副資材 副資材を選択する基礎的な事項/成形加工助剤/特性付与剤/強化剤・充填剤 4 高分子材料の評価技術 試験法と規格/物理的・力学的性質/熱的性質/電気的性質/成形性/特殊試験
II 応用編 5 高分子材料総論 高分子材料の位置づけ─用途と特性/重合反応プロセス/高分子の材料化プロセス/高分子材料の成形加工プロセス/高分子製品の評価 6 プラスチック材料(1) 基幹プラスチック材料 四大プラスチックの位置付け/ポリエチレン/ポリスチレン/ポリプロピレン/ポリ塩化ビニル 7 プラスチック材料(2) エンジニアリングプラスチック ナイロン/ポリエステル/ポリアセタール/ポリカーボネート/ポリフェニレンエーテル(PPE)/スーパーエンプラ群 8 プラスチック材料(3) 機能性プラスチック 機能性プラスチック概論/ゲル状高分子機能材料/有機-無機ハイブリッド材料/ナノコンポジット/ナノ構造ポリマー/発泡構造による高分子材料/導電性プラスチック/官能基含有機能性高分子材料/生物分解性プラスチック/生命系の持つ機能発揮材料へのアプローチ 9 ゴム,繊維,接着剤,塗料の用途 実用材料としてのゴムへのプロセス/ゴム材料の物性と用途/熱可塑性エラストマー(TPE)/繊維/接着剤/塗料 10 熱可塑性高分子の複合化 高分子材料と無機材料との複合化/新ポリマーからABC材料の時代へ/スチレン系ポリマーのポリマーアロイ化/オレフィン系ポリマーのポリマーアロイ化/ポリマーアロイ化技術の高度化 11 熱硬化性プラスチック材料 成形性と機能/用途紹介/用途展開の今後/材料開発の今後の方向
III 加工技術編 12 成形加工プロセス 高分子材料の成形加工/プラスチックの成形加工/熱硬化性プラスチックの成形/熱可塑性プラスチックの成形/熱可塑性プラスチックの射出成形/熱可塑性プラスチックの押出成形/その他の材料の成形加工方法 13 成形加工による構造形成と物性 従来からの加工にみる高分子鎖の挙動/成形加工技術の複合化による成形品物性の大幅向上/発泡成形にみる二段階加工技術/押出成形に加える二段目の成形が機能を上げる方法/射出成形に組み合わせる複合化/構造コントロール技術の将来展望 14 高分子材料のリサイクル技術 広義の高分子材料リサイクルとしての五つのR/廃プラスチックからのエネルギー再利用/現実に開発されているリサイクル技術/現実の用途別リサイクル技術動向/実際にリサイクルする場合の注意事項/リサイクル技術の展望 結びに代えて─高分子材料の将来を考える
参考書/総索引/略語索引
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