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最適材料の選択と活用


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書籍情報
本書は,金属材料の特性,特に耐熱綱の高温クリープ強度に関する領域を機軸に,安全や環境の問題と関連させて,材料の最適な活用や選択のためのデータや知識をどのように理解すべきかを考察する.
材料学シリーズ:堂山昌男・小川恵一・北田正弘 監修
最適材料の選択と活用
材料データ・知識からリスクを考える
A5/228頁 定価(本体3600円+税) 978-4-7536-5629-5
八木晃一(工学博士) 著

目 次
第1章 材料の使用に際しての問題
材料と事故/材料と環境問題
第2章 材料の選択・活用での要求事項
機械設計と材料/環境を考慮した材料
第3章 機器・プラントのための材料の開発,選択と活用
火力発電用ボイラの発達と材料開発/火力発電用タービンの開発と材料/ガスタービンの開発と材料/高経年プラントの対策
第4章 材料の強度特性を決める基本的な因子
はじめに/塑性変形のメカニズム/変形に影響する因子/材料の破壊メカニズム/時間に依存する材料強度特性
第5章 耐熱鋼のクリープ強度
はじめに/耐熱金属材料のクリープ特性/長時間クリープ試験データ取得の必要性/データ取得活動の動向/NIMSクリープデータシート作成計画と現在までの経緯/グローバル化する社会の中でのクリープ試験データの取得
第6章 機械構造材料の疲労強度
基本的な疲労強度特性/基準参照としての疲労データ/長寿命疲労/低サイクル疲労/疲労の破壊様式
第7章 工業材料の特性
実機に使用される構造材料の特性/材料特性の時間に依存する変化/材料強度のばらつきの取り扱い/材料の安全な使い方/材料特性を取得するための材料試験
第8章 荷重による構造部材のレスポンス
構造部材の損傷と破壊/破壊の力学/クリープにおけるき裂進展/疲労におけるき裂進展/損傷の許容と維持基準
第9章 材料の選択と使用のための情報の活用
はじめに/材料情報の現状/海外の材料データベースの状況/材料情報収集と活用に関する取り組み/材料情報の活用/材料情報の活用性の向上/まとめ
第10章 リスク社会における材料の選択と活用
はじめに/リスクベース工学の創造/リスクベース工学の必要性/リスクマネージメント/リスクベース材料工学における今後の課題/まとめ



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