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書籍情報
本書の原書は量子力学的金属固体論の古典とされる名著「The Theory of the Properties of Metals and Alloys」である．個々の金属および合金の性質について説明し，特に結晶構造，磁化率，電気的および光学的性質が相互にどんな関係があるか，さらに化学的性質との関係はどのようなものかを解明する． |
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金属物性論
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| A5／416頁 定価（本体4000円＋税） 978-4-7536-5080-4
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| 吉岡正三／横家恭介 訳／N. F. Mott／H. Jones 著 |
 目 次 |
I. 結晶格子の熱的性質
1. 低温での比熱／2. 高温での比熱／3. 特性温度の数値／4. 状態式／5. 金属元素の結合エネルギー／6. 合金；状態図／7. 合金；規則構造の熱的平衡
II. 結晶格子中で平衡状態にある電子
1. 波動力学の原理／2. 金属中の静電場／3. 自由電子気体／4. 周期場での電子の運動
III. 実際の場での電子の運動
1. 伝導体，絶縁体および半導体／2. 格子中の与えられた状態にある電子の速度／3. 外部電場による電子の加速／4. 有効自由電子数／5. 周期電場；光波／6. 分散／7. 金属の光学的性質；理論／8. 実験との比較／9. X線の放出と吸収
IV. 凝 集
1. 凝集の型／2. 金属的凝集；Wigner-Seitzの方法／3. 結果／4. 弾性定数／5. 仕事関数／6. 合金
V. 金属および合金の結晶構造
1. 緒論／2. 種々の結晶構造のブリルアン帯域／3. 結晶構造を決定する因子
VI. 金属電子の熱容量と磁気的性質
1. Fermiの分布則／2. 比熱／3. 磁性；緒論／4. 弱いスピン常磁性／5. 遷移金属／6. 伝導電子の反磁性／7. 強磁性
VII. 金属と合金の電気抵抗
1. 過去の理論／2. 抵抗の温度依存性；定性的理論／3. 周期表中の金属の位置による抵抗の変化／4. 伝導率の詳細な理論；一般概論／5. 散乱確率の計算／6. 電流の計算／7. 高温での抵抗／8. 圧力下での抵抗変化／9. 低温（T＜Θ）での抵抗／10. 液体金属の抵抗／11. 磁場の影響／12. 合金の抵抗；希薄合金／13. 合金の抵抗；両成分濃度が同程度の場合／14. ビスマスとその合金の抵抗／15. 熱伝導度と熱電気
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